公開講座「お金の消えるふしぎな貯金箱を作ろう」 八戸市少年少女発明クラブ

更新日: 2024年12月28日印刷

  • 活動日:2024年12月26日(木)
  • 参加人数:親子11名

 12月26日(木)、八戸市福祉公民館にて、令和6年度青森県創造性育成活動支援事業「体験!発明クラブ お金の消える貯金箱を作ろう!」を開催しました。

 講座には市内の親子11名が参加し、クラブ指導員に工作の基本やコツを教わりながら、鏡の不思議を使った「お金の消える貯金箱」を作りました。    

          
 参加者は、バルサ材の前・後・側面・底面の上下左右を間違えずに組み立てるためのキットの並べ方、滑らかにボンドを塗る方法、カッターナイフの正しい使い方、鏡やプラバンの保護シールを簡単に取る技、小さな飾りを切る前に両面テープをあらかじめ貼っておくと次の作業がしやすいなど、指導員から教わった工作のコツをひとつひとつ確認しながら、親子でていねいに作業を進めました。

 

 最も難しい作業は、飾りを鏡に貼り付ける作業です。縦半分にカットされたクラゲやカクレクマノミ、蝶々の片羽などを鏡に貼ると、反転された図案が映り、ひとつになった飾りが浮かんで見える不思議な貯金箱。自分の貼りたい位置、向きや角度を考えて貼り付けますが、両面テープが見えない向きに貼れずに何度もやり直す姿があちらでもこちらでも。夢中になって工作に取り組んでいました。

 

     

 

 そして、全員しっかりと思い思いの位置に飾りつけ完成。さっそくお金を入れて試す参加者もいて、鏡の利用で、目の錯覚を起こし、上部の穴から入れたお金が消えてしまう不思議を味わいました。最後に、指導員から、木材の彩色についての説明や、工作用紙や手持ちの箱でも同じ仕組みの貯金箱が作れること、立体の飾りを使った見本の紹介がありました。
 また、入口ロビーに展示した発明クラブだよりや年明け1月11日開催のロボコンポスターも参加者の皆さんに紹介し、楽しく公開講座を終了しました。 

 

       

 

  子どもの感想 

  • おもしろくて、楽しくて、むずかしかったけど、楽しかったので、また工作をやってみたいです。(小2男子)

  • (初めてカッターを使ったので)カッターのつかいかたやむきをあわせるのがすごくむずかしかったです。おもしろかったのは、かがみでひとつに見えたところです。(小2女子)

  • かがみでうつったのが、下にも見えていてふしぎだなと思いました。(小3女子)

  • みぞにはめこんで組み立てることでがんじょうになるので「なるほど!」と思いました。勉強になりました。(小4男子)

  • かがみにうつしたときに、かざりのテープの部分が見えないようにむきを考えながら作るのがたいへんだったけれど、かんせいしたのを見てうれしかったです。(小4女子)
  • 簡単そうですぐできそうと思ったけど、作ってみると難しいところもあって、夢中になって作っていたらけっこう時間がたっていてびっくりしました。(小6女子)

  • 鏡の原理を使って工作してとても楽しかったので、また工作をやってみたいです。(小6女子)

 

  保護者の感想 

  • 少し難しい作業は、先生がやり方をていねいに教えてくださったので、楽しく取り組むことができました。工作に興味を持ってくれたのではないかと期待しています。(小2女子・母)

  • お金が消える仕組みがとても面白かったと思います。子どもはお金が好きなのでとても楽しんでいました。細かい作業も多かったですが、小2でも最後まで頑張って作っていました。(小2男子・母)

  • 子どもが作りたくなるワクワクする工作内容だったので参加しました。カッターを使うのがやや難しかったようですが、助けてもらいながらやりきることができました。完成したらすぐお金を入れたがっていたので、参加してよかったなと思いました。(小3女子・母)

  • 親子で一緒に工作に取り組めて楽しかったです。(小4女子・母)