令和6年度の活動スタート!! 八戸市少年少女発明クラブ

更新日: 2024年05月03日印刷

  • 活動日:2024年04月21日(日)
  • 参加人数:小・中学生38名 保護者33名 来賓・指導員・ボランティア等20名

 

 4月21日(日) 八戸市福祉公民館にて、令和6年度の開講式と第1回目の活動を行いました。

今年度は市内と近郊の22小学校から29名の児童、8つの中学校から10名の生徒が入会しました。

 R6クラブ員新規募集チラシ

 

 開講式では、井上貫之会長が「生成AI」と対話しながら作成した、まるでプロのイラストレーターが描いたような絵を見せながら、『これまではコンピュータを製図やプログラミングのためのツールとして使ってきましたが、これからは、コンピュータが良きアドバイザーになり物を作る新しい時代ですね。』と、わくわくするお話をしてくださいました。

 また、八戸総合教育センター所長 佐藤公一様よりお祝いの言葉と『ものづくりは人づくり。発明クラブから良い人材が生まれ、活躍してほしい。』との、齋藤信哉八戸市教育長からのメッセージを紹介していただきました。

 

 そして、今年クリエイティブコースに進級した小学校6年生の柳谷咲花さんがクラブでの3年間を振り返り、まず、ロボコンの活動で、自分でロボットを作れるということに驚きを覚えながらも、どうしたら効率的に動くか考え、大会に臨んだこと。マイクロビットのプログラミングがとても楽しかったこと。発明くふう作品や科学の夢絵画で、先生方からアドバイスを参考に改良して、県展や全国展で奨励賞を受賞しうれしかったことなど、クラブ活動の楽しさを発表しました。

 

 

 式の後は、科学技術週間工作教室「ぶつからない車を作ろう~自動ブレーキのひみつ~」を行いました。現在では、ほとんどの自動車に搭載されているAEB機構の学習です。
 初めてみるダーリントントランジスタ、TTモーター、ブレッドボードなどの電子部品を、説明を聞きながらしっかり組立て、赤外線センサーを搭載した車を完成させると、さっそく、道路に飛び出す子どもの絵、黒く塗られた厚紙、ミラー用紙の3種類の障害物を置き、どのぐらいまで近づくと車がストップするかを実験しながら、楽しく遊びました。
 最後に、まとめとして、赤外線センサーの特性、さまざまな電池についての説明を聞き、大満足で「ぶつからない車」を持ち帰りました。

 今年度、八戸市少年少女発明クラブの1学期の活動は、八戸市福祉公民館をお借りして、学年経験に合わせた課題工作やコンピュータ教室を行うほか、八戸高専見学会など様々な活動を予定しています。