更新日: 2023年09月11日印刷
- 活動日:2022年02月26日(土)
- 参加人数:親子6組
令和4年2月26日(土)、令和3年度青森県創造性育成活動支援事業として、「体験!発明クラブ 光と色のファンタジー」の公開講座を初めてオンラインで開催しました。
毎年2月に、次年度発明クラブへの勧誘を目的の一つに、小学校2年生と3年生を対象にした公開講座を開催してきました。しかし、県内に出されたコロナ感染まん延防止等重点措置の延長のため、科学館が閉館となってしまいました。そこで、Web会議アプリZoomを利用したオンラインで公開講座を実施、親子6組が参加しました。
教材には、ワイヤーLEDライトと図工キット(トレーシングペーパーと、飾り用の段ボール紙、ケント紙、色セロハンなどを使って、光と色で表現する壁掛けを制作する)を利用しました。
事前に配布されたキットを開封するところから、指導員の声掛けでスタートです。指導員の手元を画面に映し出し、段ボール素材で作られた枠をきれいに切り取るコツ、ボンドの塗り方のコツと、一工程ずつ画面を通して説明があり、子どもたちもていねいに作業を進めました。
そして、指導員が、紙を「折る」「丸める」「十字に組む」ことによって、どんな形の飾りができるかを、見本を使って紹介。つづいて、重ねた色セロハンが光によって混ざりあい違う色ができること、点滅するLEDを利用すると、さらに揺れる光でイルミネーションのような表現ができることなどの説明を終えると、子どもたちは思い思いの形を自由に作り始めました。
2時間休憩なしでのオンライン活動でしたが、子どもたちは飽きることなく夢中になって制作に取り組んでいました。最後は、制作途中でしたが、各自が作品の発表をして体験講座を終了しました。同じ材料でも、それぞれのアイデアで世界に一つしかない壁掛けを作ることができました。
八戸市少年少女発明クラブでは、3月26日から「令和4年度クラブ員募集」を開始いたします。コロナ状況により、活動場所の八戸市児童科学館が休館になることも予想されますが、オンライン活動の活用など、いろいろ工夫して、子どもたちの発想力を伸ばす発明クラブの活動を休むことなく継続していきたいと思います。
【小学生の感想】
・色がきれいで楽しかったです。(小2女子)
・作品名は「さつまいものエコ車」です。 (小2男子:写真)
・勉強になりました。また工作したいです。(小3女子)
【保護者の感想】
・子どもと一緒にアイデアを出し合いながら考え、作る事ができて楽しかったです。家にある物を使い、更にアイデアを膨らませる事ができました。(小3男子・母)
・かねてより(影絵作家の)藤城清治さんのファンですが、まさか子どもの工作で再現できるとは思いもしませんでした。楽しい機会を有難うございました。 (小3男子・母)
【オンライン風景】
配信中 オンラインで発表中
【作品】
小2男子作品 小3男子作品