更新日: 2023年09月11日印刷
- 活動日:2021年05月29日(土)
- 参加人数:88名
令和3年5月29日(土)、八戸市福祉公民館にて、「第40回八戸市少年少女発明クラブ開講式」を行いました。今年度のクラブ員は、小3から中3までの児童生徒47名です。
式では、井上貫之会長の「40周年の記念の年、コロナ禍でもいろいろ工夫をして活動していきます。アイデアの出し方や基礎工作の力、発表する力などしっかり身につけていきましょう。」とのあいさつの後、伊藤博章八戸市教育長から「開設40周年おめでとう。発明クラブの皆さんは毎年発明くふう展ですばらしい作品を発表しています。コロナに負けず、今年もがんばってください。」と祝辞がありました。
また、クラブ員を代表して、名久井小6年の松山結宇さんが「3年間継続して、毎日の生活の中で困っていることがないか、ニュースで知った出来事をどうしたら解決できるか考えることが習慣になってきました。今年はクリエイティブコースに進級するので、複雑な機構のロボット製作やプログラミングなど新しいことにもたくさん挑戦したいです。」と抱負を発表しました。
式の後は、さっそく第1回目の活動として、磁石を利用した科学工作に挑戦しました。
会員たちは、ストローに板状のマグネットを取り付け、キツツキのドラミングを表現した「ドラミングアカゲラ」の工作に取り組み、制作の過程や完成品を実際に動かすことによって、目には見えない磁力を体感し、動く仕組みをしっかり学びとることができました。
また、これらを応用して磁石の力を利用して動く作品のアイデアを各自考えました。指導者から、板状磁石のS極N極の配置についての解説やLINEの友達追加ふるふる機能の裁判についての話題も紹介され、発明品の知的財産の保護についても学びました。
今年度入会した下長小学校3年生の野沢太希 さんは「とてもおもしろい作品を自分で作れたので、学校のお友達にも見せてあげたい。」と笑顔で語りました。
活動風景