更新日: 2023年09月11日印刷
- 活動日:2020年08月09日(日)
- 参加人数:親子23組
令和2年8月9日(日)、八戸市福祉公民館にて八戸市少年少女発明クラブの公開講座を行いました。
この講座は、令和2年度青森県創造性育成活動支援事業として開催。夏休み中の小学生23名が保護者と一緒に参加しました。
最初にアイディアの出し方、アイディアを形にすること、実際に作ること、それぞれに技術や練習が必要なことのお話が会長からありました。
工作は、自動的にブレーキのかかる不思議な「ぶつからない車」で、子どもたちは講師の説明をしっかり聞きながら、ブレッドボードにLEDや赤外線センサー、モーターのコードなどを順番に差し込み回路をつなげる電気工作の体験をしました。
工作の後は、各自が完成した自分の車で、白い紙、黒い紙、鏡、自分の手など異なる障害物を使って実験を行いました。障害物で止まる位置が違うことを確かめて、自動ブレーキカーのしくみを勉強しました。また、自動ドアなど身近な場所にこの原理が利用されていることを確認しました。
参加した小学生から「車が止まるだけでなく、バックしたり、左右に曲がるようにしたりするにはどうしたらよいか」と質問が上がると、「ぶつからない車にコンピュータを取り付けてプログラミング操作すれば可能」と、発明クラブのクリエイティブコースクラブ員が挑戦しているロボットカーのプログラミングの紹介がありました。
【小学生の感想】
・LEDライトでとまるのがふしぎだった。(小1男子)
・とまらないのと、とまるのがあっておもしろかった。(小2女子)
・ぶつからない車を作ってみて、赤外線は見えないけれど大事だとわかりました。(小3男子)
・赤外線が自動ドアにも使われていると分かり勉強になった。色によって止まる距離がちがうことが分かった。(小4男子)
・黒い紙は吸収するから止まらないと思っていたけれど、ぎりぎりで止まったのでびっくりしました。今度はかべを感知したら後ろに下がるようにしてみたいです。(小5女子)
・ぶつからない自動車は、この仕組みを使っているのだと分かりました。(小6男子)
【保護者の感想】
・小1には少し難しい説明でしたが、工作は簡単で小1でも作ることができました。(小1男子・母)
・生活の中で当たり前に使われているしくみを簡単な工作で楽しみながら学ぶことができ、大人も勉強になりました。(小2男子・母)
・ふだん息子と二人で何かする機会が少ないので楽しかったです。(小3男子・父)
・発明クラブの上級クラスの紹介やエピソードもあって良かった。(小5男子・父)
・実際に部品に触れたり手を動かしていると、先生のお話と連動して理解できて楽しかったです。
(小6男子・母)
【クラブ事務局より】
新型コロナウィルス感染予防対策として、密にならず、短時間で作業するため、事前に危険な作業や手間がかかる作業を指導員が下準備をしました。当日は子どもたちがスムーズに作業が行えただけでなく、実験前に予想をたてて何度も実験したことで、仕組みをしっかりと確認することができたと思います。
【活動風景】
ブレッドボード配線にチャレンジ
自動ブレーキ実験中